ハイドロリリース(エコーガイド下筋膜リリース)とは
からだの筋肉は、筋膜という薄い膜に包み込まれています。
筋膜は、ウェットスーツのように全身に張り巡らされ、表層から深層まで立体的に包み込むため、からだを支える第二の骨格であるといわれています。
この筋膜は柔らかい組織なので、癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜の癒着が、コリや痛みを招き、筋肉の柔軟性を損なう原因になっているということが、最近の研究からわかってきました。
さらに、近年の超音波診断装置(エコー)は、画像解析が飛躍的によくなり、レントゲンだけでは見えなかった組織まで見えるようになってきました。
そのため当院では、エコーで画像を見ながら注射をおこなう『ハイドロリリース(筋膜リリース)』を積極的におこなっています。