スポーツ整形外科とは

  • 「走るたびに膝が痛い」
  • 「ジャンプの際に腰に痛みが走る」
  • 「投球を続けていると肩が痛くなる」

スポーツにケガはつきものです。
スポーツをしているほとんどの人が、なにかしら体に違和感を抱えているといわれています。

具体的には、「腰痛」「膝痛」「肩こり」「手足のしびれ」といった症状を中心に、打撲、捻挫、骨折などの外傷について診断と治療をおこないます。
当院では、交通事故や労災によるおケガも扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

その原因の大半は「疲労の蓄積」と「オーバーユース(使いすぎ)」によるものですが、なかには放っておいたり間違った治療をおこなったりしてしまうと、取り返しのつかない機能障害を残してしまい、大好きなスポーツが二度とできなくなってしまうこともあります。

スポーツ整形外科では、その名の通りスポーツに関連したケガや病気を扱います。
主なものとして、骨折、脱臼、靱帯損傷、腱の炎症、肉離れなどがあります。

スポーツ整形で扱う疾患
  • 野球肩
  • 野球肘
  • テニス肘
  • ジャンパー膝
  • 足関節捻挫
  • 前十字靭帯損傷
  • アキレス腱断裂 など

子供は大人よりもケガしやすい

子供と大人の体を比較すると、筋骨格系では15歳でも成人の60%ほどしか成長していません。
そんな中、部活動などで、ダッシュやジャンプをくり返す、ボールを投げ続けるといった過度なトレーニングを繰り返すと、骨の成長を妨げたり、関節軟骨の損傷を起こしやすくなります。いわゆる「スポーツ障害」と呼ばれるケガにつながります。
無理に運動を続けることで、慢性的な障害を抱えて成長に影響を与えてしまい、最悪の場合はその子の選手生命まで奪ってしまいかねません。

診断には超音波診断装置(エコー)が必須

スポーツ整形外科の診療において、最も重要かつ有用なツールは間違いなくエコーです。
たとえば、足首をひねることで生じる足関節捻挫ですが、レントゲンをとってもほとんどの場合は骨に異常はありません。
しかし、ただの捻挫だと思って中途半端に運動を続けているとなかなか治らず、最悪の場合は慢性的な障害や後遺症を残してしまう可能性もあります。
エコーを使えば、レントゲンではわからないような靭帯損傷や腱の炎症なども簡単に診断することができますし、注射をする際もより安全に、かつ的確におこなうことができます。
いまやエコーは、スポーツ現場において欠かせないツールなのです。
当院では、最先端の超音波装置を積極的に使い、患者さまといっしょに画面をみて、いまの自分の体の状態と、治ってきている過程を共有できたらと思っております。

治療や予防にはリハビリが重要

では、ケガをしないためにはどうしたらよいのでしょうか。そのためには、普段から体の使い方や動き方を意識して、適切なトレーニングをおこなっていくことが必要です。
ただ安静にしているだけでは筋力は落ち、周囲の組織との癒着により筋肉や関節は硬くなってしまいます。
そこで大事になってくるのがリハビリです。

スポーツ選手にとって一番辛いことは、ケガや故障によって、満足のいくプレーが出来ないことだと思います。以前は簡単に出来ていたことが故障や怪我のために出来ない、あるいは質が落ちてしまった、などです。当院のスポーツリハビリでは、そんな悩みを抱えている方々が満足なプレーをできるよう全力でサポートいたします。
「このプレーのこういう時に痛い」「このプレーのこの時の感覚がおかしい」など患者さまひとりひとり症状は違うと思います。当院にはスポーツリハビリに精通した理学療法士がたくさんおりますので、その原因となる身体機能(関節・筋力・バランスなど)やスポーツ動作における動きの問題点を突き止め、根本的な改善を目指してまいります。

特に児童の場合は、その子の年齢や試合までの期間を念頭に置き、ご家族やコーチと連携をとって治療を進めるために、きめ細かい配慮が求められることが多いです。
いっしょに治療方針を考えていきましょう。

手術が必要なときは

ほとんどがリハビリなどの保存療法で治せるスポーツ障害ですが、なかには手術が必要なものもあります。
当院では、スポーツ障害の方を多く診ている大学病院や市中病院とも連携をとっておりますので、適切な施設をスムーズにご紹介いたします。
退院後もしばらくリハビリが必要な方は、当院で継続することもできますので、お気軽にご相談ください。